自己破産を考える社長の駆け込み寺

自ら黒字企業に蘇らせたからこそ言える、自己破産を考える社長の皆様に伝えたいこと

自己破産を防ぐには情報の見分け方、情報リテラシーが命

現在、コロナ禍で多くの方が経済的な打撃を受けています。特に中小零細企業では、破産の危機に瀕しているようなところも、沢山出てきています。こんな時、頼りになるのは、日頃積み立てた剰余金であったりするわけですが、十分な余裕を持って経営をされているところは少ないというのが実情です。そんな時、もう1つ大切なもの、命綱とも言うべきものが情報であり、正しい情報の見分け方、すなわち情報リテラシーです。

 

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○コロナ禍の現在は勿論いつでも大切なモノは情報!
コロナ禍で、多くの方々が戸惑い、疲弊されている原因の1つに先行きが見えない、現在の状況を正確に把握することが出来ないということがあると思います。ワクチン接種などで一定の出口のようなものが見えてきたような感じもしますが、しかし、相変わらず状況は日々刻々と変化していっています。そして、経済活動に対する規制や国や地方公共団体の支援も複雑化していっています。また、今後の銀行等金融機関の対応も不明な部分が見受けられます。いったい、どれだけの経営者が、このようなことを正確に把握しているでしょうか。勿論、これは、コロナ禍の現在に限ったものではありません。平時でも同じことが言えます。かく言う私もそうでした。自分の置かれている状況や先行は勿論、窮地に陥った時の対処の仕方も含めて、あまりにも情報に無知であったがために、随分とまわり道をしました。それでも最終的に自分を救ってくれる情報に巡り合い、その後、会社の、そして自分自身を再生することが出来、今、ここにいます。

 


○情報は、量とともに質が命!
情報の大切さについて、もう少し違った例を挙げてみます。
例えば、サラ金消費者金融の過払い金にしてもそうです。時効が迫った今でも、沢山のCMが流れていますが、過払い金が発生していると、元本や支払った利息が戻ってくるという制度です。それを利用して、自己破産を免れた方が沢山いらっしゃいました。しかし、その制度にも時効があります。相手先の消費者金融に支払い能力がなく、のらりくらりとかわされたり、値引きを要求されることもあります。それに、もたもたしている間に、その消費者金融が倒産し、回収できないといった話もありました。


また、資産があれば、金融機関は融資をしてくれると思っておられるかもしれません。確かに、今まではそうでした。しかし、今は違います。固定資産がいくらあっても、自己資本比率固定長期適合率流動比率が低ければ、危ない会社と判断され、ある日、突然、つなぎ融資を断ち切られることもあるのです。


このように情報を知らなければ命取りになることがあります。そして、その情報がタイムリーで質のいいものでなければ、手遅れになりかねないのです。

 


○正しい情報の見分け方、情報リテラシーを身に付くるには?!
では、正しい情報を見分ける、いわゆる情報リテラシーを身につけるためには、どのようなことをしていけばいいのでしょうか。当たり前のことですが、どんな状況の時でも情報を集め続ける、アンテナを張り続けることしかありません。そうして多くの情報を集め続ける努力を怠らなければ、情報が情報を呼び、正しい情報の見分け方も身に付いてきます。勿論、沢山の情報を持っている私達、コンサルタント等にご相談いただくことも大切かと思います。それも、納得いくまで、諦めずに色々な専門家から話を聞いてみてください。

 

 

私は、かって会社を倒産させましたが、その後、会社を再生させ、資金繰りも改善、信用
力も得られ、融資も受けられるようになりました。追い込まれて、自己破産を考えている社長さんも、情報次第では、事業は再生できます。諦めないでください。
そして、私達企業再生のプロに相談してみてください。きっと、お役に立てる情報を用意できると思います。

 


 

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関連会社:大野不動産コンサルタント事務所