自己破産を考える社長の駆け込み寺

自ら黒字企業に蘇らせたからこそ言える、自己破産を考える社長の皆様に伝えたいこと

情報が運命の分かれ道、倒産・自己破産or事業再生?!

少し前までは、「地道にコツコツ」「諦めない、やり遂げる根性」みたいなものが全てだった時代がありました。勿論、今でも、それらは大切なことです。私は事業に失敗し、破綻の一歩寸前まで追い込まれましたが、これらについては、やってきたつもりです。では、何が、私を事業破綻そして自己破産寸前まで追い込んだのでしょうか。そして、どうして、そこから事業再生が出来たのでしょうか。現在、コロナ禍もあり、多くの企業、特に中小零細企業は大きな打撃を受けています。そして、それは、これからが本番かもしれません。こんな状況でお困りの経営者の方々、社長さんのお役に少しでも立てればと思い、今回は情報について書かせていただきます。

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〇知らないと損をするだけじゃない、全てを失う恐れがある、それが情報!
事業をしていく上で、情報の必要性については、多くの方が認識しておられます。特に、直接、仕事内容について直結するようなものについては、常にアンテナを張っておられ、更新をしておられると思います。しかし、案外、これが経営を左右するような、会社、企業の生死にかかわるような情報について、おろそかにされている、正しい情報を得る努力を怠っておられるケースがあります。かく言う私もそうでした。勿論、当時携わっていた仕事に関する情報は常に最新のものを入手していました。しかし、いざ風向きが変わった時、それに対処する必要が起きた時に本当に役に立つ情報は持ち合わせていませんでした。本に書かれているものもそうですが、弁護士や事業再生アドバイザーのところに行っても、私がピンチを脱出するのに役に立つ情報を得ることはできませんでした。そのおかげで、あやうく、全てを失い、自己破産する寸前まで追い込まれたのでした。

 


〇情報の有無でこんなにも差が出る?!
情報には賞味期限があります。そして、正しいとされる情報も、どんどんと変わっていく、陳腐化していきます。例えば、サラ金消費者金融の特定調整、過払い金に関するものなども、それに当たります。知っているか知らないかで、大きな差が出てきます。自己破産しようと思っていたのが過払い金返還請求訴訟の結果、戻ってきた現金で生き延びることが出来た、なんて話があります。一方、最近では、それも怪しくなってきています。請求期限のこともありますが、せっかく過払い金返還請求権を勝ち取っても、相手先の消費者金融に支払能力がなく、のらりくらりとかわされたり、値引き要求されたり、倒産して回収できなくなったりすることもあります。モタモタしていると返ってくるものが返ってこなかったということに繋がるのです。


また、以前は、担保価値のある不動産を保有していれば金融機関の融資は、比較的簡単に取り付けることができましたが、あっという間に事情は変わってきました。会社の内容、事業計画によって融資が決められるようになってきています。いくら不動産などがあっても、自己資本比率固定長期適合率流動比率などによっては、リスクの大きな会社と判断されることがあります。そうなって、融資を断られる、資金を引き揚げられるような事態になれば、もう戻れません。倒産に向けて、まっしぐらです。

 


〇現在、社長、経営者に必要な情報とは?
コロナ禍の現在、事業継続のための色々な制度があります。それはある意味、中小企業の資金調達を楽にし、経営者の苦労を取り払ってはくれますが、これから先、それがどうなるかはわかりません。一気に状況が変化し、資金が調達できなくなるかもしれません。また、制度、融資内容についても、正確に理解し、自分の会社に当てはめて、考えておかないと、返済が始まる何年後かに地獄を見ることになりかねません。


先程、例としてあげた、過払い金や不動産の担保評価についての話と同じで、常に最新の情報を入手、バージョンアップしていかなければ、とんでもないことになってしまうのです。そして、それらは、ありきたりの本やネットに溢れている情報だけで、間に合うものでもありません。また、いわゆる専門家と呼ばれる方が、あなたのために用意してくれているとも限りません。


変化のスピードが速くなった現在では、なおさら、活きのいい、そして自分にとって正しい情報こそが命綱、必要となってくるのです。

 

私はバブルの崩壊で事業を破綻させ、自己破産寸前まで追い込まれました。そして、今は、その時代を上回るような変化、コロナ禍の真っ最中で、倒産、事業整理、自己破産をお考えの経営者、社長さんも多いと思います。でも、諦めないでください、ダメだと決めつけないでください。あなたが手にする情報次第では、事業の再生、自己破産の回避が可能となります。地獄の一歩手前まで行った、私が、あなたに役にたつ、活きのいい情報をお届けします。