自己破産を考える社長の駆け込み寺

自ら黒字企業に蘇らせたからこそ言える、自己破産を考える社長の皆様に伝えたいこと

破産を防ぐ事業再生能力

自己破産を考える社長の駆け込み寺にくる相談者は何を求めているのか?
私は会社を潰したけれど、自ら黒字企業に蘇らせたからから言える!!!

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1、再生の欠かせない「気持ちの安定」
 → 何をしてよいかわからない。みんなうつ状態で相談に来る。「もう駄目だ」と思っても、まずは「気持ちの安定」させてあげること!「はなしをよく聞いてあげる!」「とことんまで聞き、話を遮らない!」


2、再生に欠かせない「事業再生診断能力」
 → 自己破産を考えている社長に、再生方法のワザを駆使できても、事業再生診断能力がなければ間違った方向に行ってします。
(例:私の例ですが・・・脳血栓になりました。脳の検査をしても理由はわからない。実は、1週間の心電図検査で不整脈があることが分かった。方向性が間違っていたら脳梗塞になってあの世行き)
事業再生診断には、法律・経営・会計の各方面の知識が欠かせない。


3、再生に欠かせない 「引き出しの多さ」を求めている。
 → 事業再生した実務経験の多さは、引き出し(隠れた秘策)を多く持っている。
わたし自身が倒産したが、その後会社の再生を果たした実績!


4、再生に欠かせない「わかりやすい説明」を求めている。
 → 実際に会社を倒産させたから、再生したい相談者の気持ちを理解できる。
だから、わかりやすく相談者に説明ができる。


5、再生に欠かせない「結果が事実」
 → どんな立派なことを言っても口だけ説明ではだめ。
倒産したが黒字企業に蘇らせた実績がものをいう。結果が事実!


6、再生に欠かせない「法的手段」より、「本人が納得できる&考える手段」を求めている。
 →事業再生能力は本人が納得できることが重要。
法的手段を行ったが知らない間に終了してしまった。
今後の事業再生能力が役立たない。・・・できることなら避けたい。


7、再生に欠かせない「国で認められている法的手段の解決方法」だけではない。他にも方法はある!
 → 自己破産が国で認められた合理的なものであるが、自己破産を選ばず、
あえて不合理で選択をして、苦しいながらも事業再生能力を上げ達成感を求める人も多い。
「ベストな方法」が「ベストな選択」であるとは限らないのだ。


8、再生に欠かせない「人間性が求められることが再生の手段」
 → コミュニケーション能力。明るさ。朗らかさ。謙虚さ。強さ。やさしさ。

 

 

わたしも会社を潰して10数年たつが、黒字企業としてよみがえり、金融機関・保証協会・日本政策金融公庫などから融資も獲得できた。
一番つらかったことは、信用力をなくしたこと。カードも取れない。金融機関からは融資も受けられなかったことが嘘のようだ。

 


 

「もうこの会社、ダメかもしれない...」

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